鹿島神宮・潮来・佐原水郷巡り

鹿島神宮と潮来・佐原水郷巡りツアーにご参加いただいた皆様お疲れ様でした。旅の思い出に、そして次回ツアー参加のきっかけとして読んでいただければ幸いです。

さて6月4日(土)は、大変お天気も良く、一日楽しくツアーができたと感じております。川口を出発、上野を経由し、向島ICから首都高に乗りました。葛西、舞浜で多少渋滞にあったものの湾岸幕張PAでトイレ休憩を経て、利根川、常陸利根川を超え一路潮来へ。

行程は道の駅いたこから始まりました。10:10到着、すでに時間は押しておりましたが、滞在30分の時間を取りお買い物。幻のクリームが入ったシュークリーム(クリームがきれいな心じゃないと見えないのかもと思いながら…)、お野菜を物色。お酒の試飲コーナーがあり、午後行くところだ、と思いながら試飲、試飲。皆さん買い物を楽しんでいたようでした。

そして鹿島神宮。移動時間10分の予定でしたが、途中の交差点で信号の短さ、右折車に行く手を阻まれ、時間は刻々と30分かかってしまいました。そこで拝殿時間を40分に。しかし、鹿島神宮の敷地は広く、本殿にお参りして、奥宮、要石、御手洗池と回ったらさすがに疲れてしまいました。ここは1時間見た方が良いなと思いながら、御朱印を買って急いでバスに……。皆さんすでに集合していただいていて、添乗員が最後となっていました。すいません。バスの中で鹿島神宮の要石が竜の頭を香取神宮の要石が尾っぽを抑えているとご説明したのですが、本当はナマズでした。ナマズの頭と尾っぽを要石で押さえて、暴れて地震が起こらない様にしているという言い伝えだそうです。ただ言い伝えの中に地中で暴れる大鯰又は竜を押さえた、貫いたという説もあり、あながち竜が間違えであるとは言えないようです。石の見えている部分はごく先端の部分だけで地中深く石が埋まっていると言われています。

午前中の行程を無事済ませ、お食事へ、季節料理四季亭さんにお邪魔しました。店長さん、店員さんともに非常に良い対応をしてくれて、人数の急な変更にも嫌な顔せず応じてくれました。料理はお刺身、お肉は鳥のステーキ、お魚は西京焼きなどボリューム満点、デザート、コーヒーまで付いており、メロンまでお安く500円で分けていただいていたお客様もいました。道の駅では1個1100円で売られており、かなりお得だったのでは…。

行程の関係で多少食事時間が短かったのか、ボリュームがあって飲み物まで気が回らなかったのか、皆様お酒も飲まれずお店の方には多少残念な結果になってしまったのですが、さてここからがメインイベントの潮来のあやめ園でろ船体験です。丁度、時は潮来あやめ祭り、花嫁舟が14時に出るということでフレンドリーの団体で3艘出たのですが、そのうち2艘が花嫁舟とすれ違って、特等席で花嫁舟を見られたようです。このろ舟の十二橋巡りは結構好評だったようです。

次に愛友酒造さん、ここでは蔵見学と樽酒の飲み放題、サンドイッチマンの伊達さん似のやさしいお兄さんがその樽酒を1,000円でその場で詰めてくれていました。純米一番星、純米あやめまつり、季節限定夏の酒、梅酒などの試飲があり、備前米で仕込んだお酒もありました。その他、酒まんじゅう、あやめまんじゅう、お酒のケーキ、お漬物やおつまみになりそうなものが売られてました。皆さん試飲、樽酒などを堪能しながら、怒涛の勢いでお買い物をなさっていたよう気がするのですが…。時間の割には充実した時間を過ごされていたようでした。

さてここで茨城に別れを告げ千葉県佐原市に。常陸利根川は霞ヶ浦につながっているようで霞ヶ浦と利根川をこえて千葉県に入り東薫酒蔵に。佐原の町は意外に大きく、地図をみていると佐原だけで1つツアーが作れそうで、今回はその一角にお邪魔したという感じでした。昭和初期まで船運が盛んであった時代までは、かなり栄えていたというだけあって時代が忍ばれる建築物が多数見受けられました。

東薫酒造はというと蔵は上から精米、蒸し米、麹づくり、もろみ仕込み、上槽と工程ごとに下に降りてくる様なつくりの蔵でありました。本酒造の主力は及川杜氏の最高級大吟醸「叶」と「夢とまぼろしの物語」で夢叶うと言われているそうです。大吟醸「叶」は有料試飲で試飲した方は皆美味しいと言って蔵元限定の720mlの1500円の蔵元限定サイズの「叶」を多くの方が買い求めていました。私はというと「叶」の300円の有料試飲を試し、酒蔵の名物お菓子の煎餅1袋100円を2つほど買い求め、その日の夕食代わりに食べてしまいました。

15分ほど、時間があったので急いで小野川にかかる樋橋(とよはし)通称ジャージャー橋と、伊能忠敬の旧宅の外観を見てバスに戻りました。樋橋は、もともと江戸時代に小野川上流でせき止めた農業用水を佐原の関戸方面(現佐原駅方面)の田に送るために小野川に架けられた大きな樋(とよ)でした。この樋から小野川に落ちる水の音からジャージャー橋と呼ばれるようになりました。佐原はもう少しゆっくりと観光したいと思える街並みでした。

さて無事に全行程を完了し、15分遅れで東薫酒蔵を出発、帰りはほぼ渋滞もなかったので予定より20分遅れの18:40に上野到着、川口に向かうバスを見送りつつ、帰路につきました。最後にメートー観光ドライバーの伊藤さん、1日安全運転ご苦労様でした。またよろしくお願いします。